アイオライト

( I o l i t e )

石名 : アイオライト
和名 : 菫青石(きんせいせき)
屈折率 : 1.534〜1.552
比重 : 2.57〜2.67
色の範囲 : 淡青から淡灰青から濃紫青
鑑別名 : アイオライト

ジェム・レポート

アイオライトの語源は、ギリシャ語のIOS(すみれ)から由来します。

宝石学的には上位に位置するアイオライトですが、インド産出の1.0ct(カラット)以下の小粒石が多いため、低価格品に思われがちです。 しかし、5ct以上の大粒石は希少で、さらに、マダガスカルから産出する上質のものは非常に高価で、価値があります。濃い青色の石種の中で、使いやすい価格帯が少ない為、アイオライトを使用することにより、面白味の在る商品が出来る可能性が在る。

人気があるブルー系の石の中でも、サファイヤやタンザナイトに比べて手頃な価格で入手できます。 現在あまり知られていませんが、人気のあるブルー系の石なので、すでにアメリカでは人気上昇中です。


  強度グラフ

基準

グラフ

   
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
モース硬度 7.25 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ヌープ硬度 875 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
靭性(タフネス) 5.0 ★★★★★★★★★★★★★★★
総合評価(強度) 4.53 ★★★★★★★★★★★★★


 取り扱い特徴

性質 適応度 詳細
互傷性 4 ビニール袋等に同封しても良いが、粗雑な扱いを避ける。
耐酸性 通常使用される弱酸性のものでは侵されないが、強酸性の薬品は避ける。
耐紫外線 10 退色しない。
洗浄機 急激な温度変化は避ける。
メッキ 特に問題ない。
バフ 3 強いバフは避ける。カット面がダレる。
耐熱性(バーナー) 冷却しながらのサイズ直しが可能。大きなルースは注意してください
耐熱性(熱湯) 問題ない。
耐熱性(急激な温度変化) 極端に弱い。
耐乾燥性 通常の使用に問題ない。
耐衝撃性 劈開性があるので、強い衝撃を避ける。
石留め強度 十分な注意のもとに、伏せ込み留めまでは可能。バフに弱いので、先に磨いておいて留めたほうが良い。
研磨特性 カット自体は容易であるが、色に方向性があるため原石からのカット等は難しい。
耐薬品性 通常の環境で、特に禁止すべき薬品等はない。

 原産地

原産地 特徴
インド マドラス地方で産出、流通しているルースのほとんどがインド産であるが、小さいサイズが大部分である。
スリランカ 大粒の石が産出され、カットされている。
マダガスカル 良質の原石が産出。

 

27ct oval   10ct 変形   製品
       

 よく似た石・処理について

◎ 同じ青色系のサファイヤやタンザナイト、スピネル、トルマリンなどに非常に間違いやすい。

◎ エンハンスメントやトリートメントは行われていないので、安心して使用できる。

 カリブレート最大サイズ

7mm x 9mm オーバル (小判型)